「過度な糖質制限は身を滅ぼす」という体験をしました。

その他

ダイエットに悩む女性は多くいるかと思います。

キレイな人は痩せている、モテる人は痩せている、だから自分も痩せなければいけない。

なんて自分にプレッシャーをかけて、無茶なダイエットをしていませんか?

そして、すでに標準体重以下の人でも、あと2〜3キロ痩せたいという方もいるのではないでしょうか?

(確か身長160センチの適性体重は56キロ)

効果的な方法として言われているのは、炭水化物や甘いものを食べない糖質制限。

体の中で余分な糖質は脂肪に変わるので、糖質ばかり摂っている人は、糖質を制限すると自然と痩せていきます。

しかし、糖質制限をするべきではない人が、糖質制限をしてしまうと逆に体調を崩してしまいます。

今回は、BMI18以下の私が、食事制限をすると体はどうなるかを実験した体験レポートになります。

痩せないからといって糖質制限を始めようとしている方にみて欲しいです。

この記事を見て、それでも糖質制限をするかしないかはあなた次第です!


なぜ実験としようと思ったか

自慢でもなんでもないんですが、私は子供の頃から体重に悩んだ事がありませんでした。

ちょっと食べ過ぎな時期があると、0.5〜1キロくらい体重が増える事がありますが、忘れた頃には元の体重に戻ります。

しかし、あるとき2キロ増えてそこから元の体重に戻らなくなったんですね。

これが老化による代謝の低下か…と思いました。

と同時に、「食べてないのに痩せない」とダイエットに悩む女性の気持ちもわかりました。

悩みが慢性的になると、辛いですね。

なのでこの機会に、流行り?の糖質制限をやって痩せるのか試してみよう!と思ったのです。

糖質制限をしようか悩んでいる方の参考になれば、やった甲斐があるな!と気合いを入れて糖質制限を行いました。


結果は

ちなみにスタート時の私の身長と体重は、161センチの47キロです。

45キロが一番調子がいいので、そのくらいに戻ればなと思ってました。

ですが結果は、痩せないし何もいいことありませんでした。

徹底した糖質制限というわけでもないですが、炭水化物をとらずに野菜スープで過ごすというやり方です。

ダイエットに悩んでいる人の中にも、「野菜スープだけ食べる」というダイエット法を行った事がある方がいるのではないでしょうか。

やってみてどうでしたか?辛くなかったですか?

私はストレスでした…

そして、その時の私の体の変化はこちら↓

  • 体重は2.5キロ減ったが、2日で戻った
  • 朝起きられない
  • 不眠
  • 不安症状が出る
  • それが潜在意識に刻み込まれる
  • 昔の嫌な記憶がよみがえる

脳は主に糖質をエネルギー源としています。

その糖質が供給されないとなると、肝臓や筋肉に蓄えているエネルギー源を使います。

それも無くなってくると、脂肪や筋肉を分解してエネルギー源を作ります。

しかし元々私のように脂肪や筋肉があまりない上に、ストレスもあると血糖値を正常に保つことが難しくなります。

そして低血糖症状が現れます。

朝方、私は気持ち悪さで目覚め、体を起こせませんでした。

なんとか時間をかけ上半身は起こせましたが、自律神経の乱れによりフラフラしさらに吐き気は悪化。

寒気と耳鳴り、冷や汗がしばらく止まりませんでした。

フラフラしながらなんとか、血糖値を測定するキットで血液を採取しました。

その時の血糖値は59mg/dL

筋トレやジョギングを日課にしていたので、低血糖はそのせいもあったのかもしれません。

ちょうど断食の時に余った、ファスティング専用ドリンクがあったので、それを少し飲み横になりました。

血糖値は30分ほどで回復、2時間後には体調も回復していきました。

しかし朝の不快感や不安状態を治すのに、何週間もかかりました。

寝ているときは食事をとらないので、低血糖になった場合は、肝臓内のグリコーゲンを分解して血糖値を安定させるのですが、

糖質制限により、肝臓に貯蓄しているグリコーゲンもなくなり血糖値を安定する事ができなくなったのだろうと思います。

脳へのエネルギーがなくなってしまうと、上で紹介したような様々な症状が現れます。

脳のエネルギー枯渇=生命の危機

なので、脳からの指令により最小限のエネルギーで活動できるように変化します。

これが省エネモードといわれるものです。

そしてダイエットしているときに陥りがちな、「そんなに食べていないのに痩せない」ということが起きるのです。


「過度な食事制限は身を滅ぼす」という体験をした結果

この結果から、標準体重以下の人がダイエットのために、過度な糖質制限をすることはおすすめしません。

ダイエットはしっかり知識を持って行うべきものだと思います。

そのために、ダイエット専門の方も多く活動していらっしゃいますので、相談してみるのも良いかもしれません。

(私はたいしたダイエット経験もないので、お力になれません…)

専門の方なら、自分の体験から親身になって相談に乗ってくれるかと思います。

痩せて悩みが1つ減って心がスッキリしたら、ワンランク上の美しさを目指すために共に学んでいきましょう!

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