ズボラさんでもOKという宣伝文句が売りの、スキンケアアイテムや料理本をよく見かけます。
スキンケアの6役が1つになった商品や、洗い物や工程が少ない簡単な料理法などは、ズボラさんにとっては大助かりですよね。
私自身も無駄なことが嫌いな性格なので、そういった時短や効率重視のものはとても興味があります。
でもやっぱりズボラさんは、キレイにはなれません。
なぜなら、自己管理ができないからです。
部屋が汚い人に肥満が多いように、ズボラな性格は体の管理にも影響します。
そんなズボラさんは、料理が面倒だからとインスタント食品やお惣菜ばかりに頼ってしまいがちです。
その結果、キレイになる食事ができず若さを諦めてしまいます。
コレ、非常にもったいないことしてますよ!!
ズボラさんこそ、老けない体とキレイを手に入れるための食生活に適しています!
ズボラさんがキレイになるためには、「シンプル料理を極める」こと。
そもそも、ズボラさんは「料理=メンドくさいもの」と思っていませんか?
ましてやキレイになるための美容食など、もっと面倒なのではないかと。
キレイになるための料理は、時間に余裕のある人が高度な包丁さばきで下ごしらえをし、丁寧に料理するものだというイメージが付いています。
家庭料理をもっとオシャレに、もっと手間を加えたものが美容食。
というイメージを持っているのだとすれば、それは間違いです。
キレイになるための料理は、かなりシンプルです。
そして時間もお金も労力もかかりません。
キレイになるためのシンプル料理には、無駄な工程や余計な味付けは必要ありません。
そのシンプル料理を極めて、キレイになる食生活をしていくためには、正しい食材選びをする必要があります。
例えば、シンプル料理をする上で1番最初に取り組むべきことは、「ホンモノの調味料」を選ぶということ。
ズボラさんのキッチンには、特売で売られていた醤油や油、真っ白でサラサラした白砂糖や食卓塩があるのではないでしょうか?
そのような安価な調味料は、伝統製法で長期間かけて作られたものではなく、短期間で大量に生産できます。
醤油は短期間で作られたものは旨味がなく、食品添加物で旨みや風味を加えています。
しかし、長期間熟成させたものは人工的に作ることができない、たくさんの旨味が含まれます。
ホンモノの調味料を選ぶことで、無駄な味付けをしなくてもとても美味しい料理を作ることができます。
キレイになるための料理というのは、家庭料理よりも手軽にできます。
そして、素材を活かすシンプル料理こそ、ズボラさんには向いています。
でも決してシンプル料理=ズボラ料理ではありません。
適当に料理をするのではなく、”正しく手を抜いて”料理を作ることが大切。
ズボラな性格を正そうとするのではなく、ズボラさんだからこそできる「シンプル料理」を極めると、老けない体とキレイは自然に手に入りますよ。