PowerShellをタスクスケジューラから実行する

Power Shell
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PowerShellとタスクスケジューラを組み合わせることで、決められた時間に、決められた処理を自動で実行することができます。

今回はCドライブ直下に置いたPowerShellスクリプトファイル(.ps1)をタスクスケジューラから自動実行する方法です。

 

タスクスケジューラから実行の手順

スタートメニューからタスクスケジューラを起動します。

 

[操作]メニューから、[基本タスクの作成]をクリックします。

実行タスクの名前を入力して[次へ]ボタンをクリックします。

タスクの実行タイミングを選択します。
ここではテストとして1回限りの実行を選択して[次へ]ボタンをクリックします。
毎週、毎日決まった時間に実行したい場合は、「毎日」「毎週」を選択します。

実行される日時を選択して[次へ]

[プログラムの開始]が選択されている状態を確認して[次へ]

[プログラム/スクリプト]にPowerShellの実行プログラムのパスを入力します。
下の[引数の追加]に、PowerShellの実行ポリシーと、
実行するスクリプトファイルのパスを入力して[次へ]

プログラム/スクリプト

C:\Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0\powershell.exe

引数の追加

-ExecutionPolicy Bypass C:\test.ps1

ここでは実行ポリシーを、すべてのスクリプトを許可する「Bypass」に指定しています。

Powershellの実行ポリシーとは

[完了]を押します。

タスクが一覧に追加されます。

設定した時間にタスクが実行されるか確認しましょう。

すぐに実行の確認がしたい場合は、タスクの一覧から、
先ほど追加したタスクを右クリック[実行する]を選択するとすぐにタスクが開始されます。

 

まとめ

PowerShellとタスクスケジューラを組み合わせることで、決められた時間に、決められた処理を自動で実行することができます。

毎日起動させるシステムがあったり、同じ時間にエクセルマクロを実行する処理など、PowerShellとタスクスケジューラを組み合わせれば、簡単に自動実行してくれますね。

Power Shell(パワーシェル)について詳しくはこちら↓

Power Shell(パワーシェル)とは?コマンドプロンプトとの違い
Power Shellは、マイクロソフトにより開発されたコマンドプロンプトの後継ツールで、Windowsに標準搭載されています。コマンドプロンプトでは不可能だった、複数の命令を組み合わせることができ、より高度な処理を行うことができます。