「PowerShellでファイル操作やWindowsの設定をしたいけど、どのコマンドを使用したらいいかわからない。」
「コマンドレットの使い方を忘れてしまった。」
など、コマンドを確認したいことはありませんか?
PowerShellでやりたいことが決まっていて、どのコマンドレットを使用したらよいかわからないときは、PowerShell内で調べることができます。
Power Shell(パワーシェル)について詳しくは以下にあります↓

コマンド確認するための基本のコマンドレット
Get-Command
コマンドタイプの指定
Get-Commandの後にコマンドタイプの指定すると、利用できるコマンドの一覧が取得できます。
コマンドレット一覧
コマンドレットはPowerShellで使用できるコマンドのことです。
コマンドレットは、「動詞 – 名詞」の組み合わせなので、どのような動作になるのか予測しやすいのが特徴です。
コマンドレットだけを確認する場合は以下のように、コマンドタイプのパラメータにCmdletを指定します。
Get-Command -CommandType Cmdlet
エイリアス一覧
PowerShellのコマンドレットは、代替名が用意されています。
短縮形なので、作業の効率がアップしますし、「動詞 – 名詞」からなるコマンドレットでは覚えにくいものも、短縮名なら覚えやすいかと思います。
この代替名や短縮名をエイリアスといいます。
Get-Command -CommandType Alias
例えば、Remove-Item というコマンドレットのところを見ると、rdというエイリアスが用意されていることがわかります。
エイリアスrdは、Remove-Itemの短縮名ですよ。という意味
合致するコマンドレットを表示する
「検索文字*」のように検索文字の後に「*」を付けると前方一致で検索します。「*検索文字」だと後方一致で検索します。
「*検索文字*」のように「*」で検索文字を挟むことで、検索文字が含まれる部分一致で検索することができます。
以下はすべてのコマンドの中で、「List」が前方一致するコマンドを検索します。
Get-Command *List
以下はコマンドの中で、「List」が部分一致するコマンドを検索します。
Get-Command *List*
「List」が含まれるすべてのコマンドが検索されました。
コマンドレットのヘルプを表示
Get-Help コマンドレット名
構文で書かれている[]の部分は省略可なパラメータです。
<>の部分は[]で入力するデータ型です。
Remove-Item [-Path] <string[]> [<CommonParameters>]
[<CommonParameters>]は共通パラメータという意味があり、PowerShellのコマンドレットで使用できる共通のパラメータのことを指します。
-fullオプションを付けると、コマンドレットの詳細の説明が表示できます。
Get-Help コマンドレット名 -full
パラメータの説明など、より詳細なコマンドレットの内容を確認できます。
まとめ
PowerShellでやりたいことが決まっていて、どのコマンドレットを使用したらよいかわからないときは、PowerShell内で調べることができます。
こちらでPowerShellでよく使うコマンドレットをまとめていますので、参考にしてみてください。
PowerShellのよく使うコマンドレットについては以下にあります↓
