タンパク質の桶(おけ)理論を知っていますか?
これを取り入れているかどうかで、タンパク質が正しくとれているかが分かれます。
タンパク質を正しく摂れれば、肌の美しさをキープできたりなど、美しさと健康維持に繋がります。
今回はタンパク質の桶理論について、簡単にお伝えします。
タンパク質の正しい摂り方とは?タンパク質の桶理論を簡単に理解しよう
こんにちは、でぐちです!
今回は、簡単に理解するタンパク質の桶理論についてです。
タンパク質はアミノ酸がたくさん集まった桶と考える
タンパク質は髪や肌や血液など、体を作る材料ですよね。
タンパク質は、アミノ酸がいくつも集まった集合体。
アミノ酸の種類はたくさんあるのですが、体で作れないものがあります。
それを必須アミノ酸といいます。
聞いたことがあるのではないでしょうか?
必須アミノ酸は体内で作れないので、食事で摂る必要があります。
必須アミノ酸は9種類あり、どれかが欠けてもいけません。
美しい肌や髪、キレイな血液などを作るためには、9種類全てをバランスよく摂る必要があります。
タンパク質の桶理論では、この必須アミノ酸がそれぞれ、板のような役割をしていると思ってください。
この9つの板を合わせることで、タンパク質という桶が作れるのです。
桶が未完成だと老ける
タンパク質の桶は、水が入る分だけタンパク質として利用されます。
例えば、9つの板のうち、ひとつの板だけ長さが短かったら。
その桶に入る水の量は、どれくらいになるでしょうか?
そうですね、短い板の分だけしか、水が溜められないですね。
他の8つの板は、無駄な部分となってしまいます。
8つの必須アミノ酸は、無駄になってしまうということ。
じゃあ、その無駄な必須アミノ酸はどうなるか?
毒素に変わります。
毒素、それは老化の第一歩です。
毒素に変わるということは、それを無毒化して体の外に出さなければいけません。
解毒のために、多くのエネルギーを使う必要があります。
9つの必須アミノ酸が、バランス良くとれていれば、毒素は出ず解毒は必要なくなります。
多くのエネルギーを使うということは、老化の原因である活性酸素も多く出してしまうということ。
タンパク質の桶がうまくできないと、老化促進させてしまう原因にもなるのです。
キレイな桶=良質なタンパク質
綺麗な桶を作れば、タンパク質が肌を美しくさせたり、健康を保つために有効に使われます。
そのためには、9つのアミノ酸をバランスよく摂ること。
しかし、ほとんどの食品には、必須アミノ酸のうちどれかのアミノ酸に偏って含まれているものが多いです。
そんな中でも、肉類や魚類など動物性食品には、9つの必須アミノ酸が全て含まれており、質の良いタンパク質源といえます。
なので、動物性食品を適量食べることは、とても重要なのです。
しかし、動物性食品を食べ過ぎないことは、美しくなる食生活には必須のスキル。
動物性たんぱく質は、長く腸内にとどまり毒素を排出し老化の原因になります。
動物性食品だけでなく、植物性食品からもタンパク質を摂る必要があります。
大豆は、9つの必須アミノ酸がバランスよく含まれている食品です。
しかし、それ以外の野菜などは、必須アミノ酸が入っているものがあったりなかったり。
そんな時に大切になるのが、「バランスの良い食事」なのです。
上でお伝えしたように、動物性食品または大豆製品以外は、必須アミノ酸の含まれる種類や量にばらつきがあります。
バランスの良い食事の良いところは、1つの食品では足りない必須アミノ酸を他の食材で補えるところなのです。
他の食材で必須アミノ酸を補い合えば、お水がたくさん入るキレイな桶を作ることが可能なのです。
まとめ
今回はタンパク質の桶理論について、簡単にお伝えしました!
9つの必須アミノ酸が板のように繋がり、1つの桶になるのがタンパク質の桶理論。
必須アミノ酸がバランスよく撮れていれば、タンパク質が美肌や健康を保つために働くことができます。
タンパク質の正しい摂り方とは、9つの必須アミノ酸をバランスよく摂ることです。
桶理論を理解し、正しいタンパク質の摂り方をマスターしましょう。